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暴力を愛と勘違いしないで!デートDV被害例・加害者の特徴と対策

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暴力を愛と勘違いしないで!デートDV被害例・加害者の特徴と対策

DV は、雑誌やテレビ番組を通じて見たり聞いたりした人は多いとは思います。

恋人や家族のように身近な相手同士で発生し得るトラブルが「DV」で、警察による認知件数は急増しているだけでなく、日本国内の夫婦間では3人に1人のペースで死亡事故が起こっている話をご存知でしょうか?

今現在、気になる人がいたり、これから付き合おうと考えていたり、あるいは付き合い始めて間もない頃の人も、「DV」について一度は真面目に考えておくことをオススメします。

今回は、恋人の間で発生し得る「デートDV」の被害例や、加害者の特徴と対策をご紹介していきます。

 

「デートDV」とは普通の「DV」とは違うの?

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「デートDV」は、恋人の間に生じるトラブルで、女性が被害を受けるケースが大半を占める傾向にあるようです。

単なる「暴力」だけの被害で収まらず、パートナーの金銭的なトラブルをキッカケに、多重債務者に陥ったり、心身がボロボロになることで精神科に頼り、薬を飲み続けて精神安定を図らないとダメな状態に追いやられるおそれがあるのが「デートDV」の厄介な点として挙げられます。

ちなみに、東京都の若者を対象にしたアンケートによると、デートDV被害を経験した人は回答者全体の37.4%、加害経験がある人は29.0%というのだから、他人事として無関心でいることはオススメできません。

都内では、平成23年度の夫婦間のDV相談件数は、およそ36,000件でしたが、これは平成15年度に発生した件数の約1.7倍の水準です。

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日本社会の停滞感と共に、「デートDV」の認知件数は増加しており、恋愛に関心が高い女性ほど警戒をしておくべき状況といえます。

 

「デートDV」の主な5つの被害例とは?

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「デートDV」では、5つの被害に分類されており、その詳細は以下になります。

①身体的暴力

DV 被害として真っ先に挙げられるのが身体的な暴力です。

  • 殴る蹴る
  • つねる
  • 引っ掻く
  • 噛みつく
  • 突き飛ばす
  • 首を絞める
  • 髪を掴まれる
  • 引きづられる
  • モノをぶつけられる

…といった被害を受け、酷い場合には刃物での傷害事件、それ以外でも入院や通院をしないとマズイ状態まで追い詰められたり、さらに酷い場合には警察が介入し、相手が逮捕されることも。

最悪な巡り合わせの際には、「殺害される」殺人事件に発展するおそれもあります。

そのため、何も対策を講じないでいると、大変な状況に追い込まれる可能性だってあるのです。

②経済的暴力

食事をして、会計時にいつも相手は支払いを拒否し、あなたが全額支払ってはいませんか?

また、事あるごとに金銭的な負担をパートナーから求められてはいませんか?

返す気もないくせに「お金貸して」と頻繁に頼まれたりしませんか?

この場合は、経済的暴力に該当します。

③性的暴力

体調がすぐれないタイミングで無理矢理に性行為を求められたり、付き合っている頃というのに、妊娠のリスクのある行為を求められるといった被害は性的暴力に該当します。

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また、性行為を無理矢理に撮影したがる特殊な趣味を持つパートナーに、強引にカメラで記録をさせられそうになるのも性的暴力。

「金をつくってこい」と風俗の仕事を強制しようとする場合も性的暴力( & 経済的暴力)といえます。

④精神的暴力

「本当にお前は使えない」
「一緒に歩くのが恥ずかしい」
「今まで付き合った中で最低の相手だ」
「死ねばいいのに」

…と、このような暴言を会う度に浴びせられる被害は「精神的暴力」に該当します。

外見を罵倒したり、容姿のコンプレックスをわざとえぐるような、辛辣な言葉を浴びせてくる嫌がらせはデートDVにはよくあります。

また、大勢の人が居る場所で罵られて恥をかかされたり、会話をしようと思っても機嫌が悪いと無視したり、姿を見る度に怖くて「ドキドキ」しはじめたら、間違いなくデートDVの悪影響が出ている兆候といえます。

⑤社会的隔離

DV加害者は相手の行動を制限し、自分だけに都合が良い相手をつくろうと画策します。

その際、

  • メール、通話内容のチェック
  • あなたの人間関係に対する干渉
  • 予定を逐一報告させる

などの行為であなたを周囲から孤立させようとしますが、これは「社会的隔離」に当たります。

DV加害者はターゲットに定めた相手の自由をを嫌がり、自分の家族や友人との連絡を制限したりと、関係が深まるほど何かしら注文をつけてくるようになります。

最終的にはあなたが、誰にもDV被害の助けを求められないほど孤立させられることも…。

付き合い始めで相手の良い部分しか見えない頃は、「嫉妬するほど自分を大切にしてくれてる」と誤解をしてしまいがちですが、ただ単にあなたの自由を奪い、支配欲を満たそうとしているだけだったりします。

 

「デートDV」加害者の5つの特徴をチェックしよう

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①相手によって態度を変える人

嫌がらせを仕掛けてくる加害者は、常に同様の行為を全ての人に行うのではありません。

デートDVを行う人物は、自分より弱い相手であると判断した上であなたを攻撃してくるのです。

一般的にDV加害者は、外面が良いため、付き合い始めてから本性に気付かされる状況は珍しくありません。

加害者は、ごく身近な人物には高圧的な態度に出ていても、周囲の人物には愛想良くしていたりするものです。

DVの助けを面識ある人に求めても、加害者のイメージが良いほど、あなたが不利な状況に追いやられる可能性もあることを注意しかなくてはいけません。

 

②問題のある家庭環境で育った人

デートDV加害者のように、良好な人間関係を築けない人というのは問題のある家庭環境で育っている確率が高い傾向にあります。

物心がつく頃から両親がケンカしていたり、家庭内暴力を間近で見ていた場合、それが当たり前になってしまい、恋人にも同様の行為に及んでいるのかもしれません。

また、今現在の仕事でストレスが過剰に溜まっている場合も、そのイライラを解消するべく、デートDVに走る可能性があります。

周囲に良い顔を見せないといけない職種で、職場内の人間関係も殺伐としている場所にいると自然と心も荒んでくるため、パートナーがどういう仕事をしているのかを気にかけてみてください。

③普段から責任を取らない人

デートDVを平気で行う人は、すぐ他人に責任をなすりつける特徴があります。

  • 自分の仕事がうまくいかないのは〇〇のせいだ
  • お前のせいで〇〇だ

と、高圧的でいかに自分が正しい人間であるかを強調する一方で、自分が明らかな間違いをしていても絶対に反省も謝罪もしないのです。

この手の人は、普段から悪口や愚痴を言うことが当たり前で、他人の幸せを素直に喜べないという共通点があるので、会話の際に意識しておくと、問題のある人物かどうか判断がしやすくなるはずです。

④優しい時「も」ある人

暴力や暴言といった酷い加害行為を延々と行うのなら、相手も愛想を尽かして普通は逃げていくのですが、厄介なのは「稀に優しい」面を見せるから。

悪質なDV加害者ほど、サプライズでのプレゼントや、ちょっとした記念日といった異性が嬉しくなるツボを把握してたりするもので、いつもひどい目に合わされている被害者は「やっぱりこの人じゃないと…」と深みに嵌ってしまうでしょう。

DV被害が深刻化するのは、DV加害者の見せる優しい一面を見せ、相手の本当の姿が解らなくなってしまうからと考えられています。(それをダブル・バインドといいます)

周囲の人から「そんな人別れた方が良いよ」とアドバイスをもらっても、DV被害者が抜け出せないのは、洗脳が深刻な状況にあるとも解釈できます。

⑤「別れる」と言うと、急に弱くなる人

DV被害を受けてウンザリした挙句、相手から「もう別れよう」と告げられると、加害者は今まで見せたことのないリアクションを見せるでしょう。

「お前無しでは生きていけない」
「もし別れたら死ぬしか無い」

と、涙ながらに懇願する醜態を見せることもあります。

しかし、ほとぼりが冷めると以前と変わらないDVを繰り返したり、ヘタをするとより酷いDVになる場合も。

何度も「今度こそ良い人になってくれるかも」と騙されてしまう人は、特に冷静な判断が求められます。

 

「デートDV」被害者となった場合の相談場所を見つけよう

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デートDVは、10代のうちから考えておくべき問題です。

中学生・高校生の世代であれば、保健室の先生に相談してみることをお勧めします。

また、学校内で理解をしてくれそうな教師を頼るのも良いでしょう。

大学生の場合、「セクハラ相談室」という場所があるので、利用してみてください。

社会人なら、「デートDV110番」のフリーダイヤルでの相談可能な機関をはじめ、自治体による相談受付サービスもありますので、ふさわしい場所を積極的に活用して解決を図っていきましょう。

  • 全国女性シェルターネット(NPO法人)
  • DV相談ナビ 全国共通・電話番号(0570-0-55210)
  • DV相談支援センター
  • 配偶者暴力(DV)被害者ネット支援室

と、ネットで調べてみると意外と多くの選択肢がありますよ。

生命の危機に関する状況の際は、避難するためのシェルターを早急に利用してご自身の安全を確保してください。

 

医療機関や司法・警察への相談も選択肢に入れよう

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あなたの現状は、自力でどうにかしようと思っても、または身近な人の力を借りても、解決困難な状況である可能性もあると思います。

そういった場合は、きちんと相手にケジメを取らせるべきです。

凄惨な暴力を日常的に振るわれたのなら、その証拠となる患部の画像、医療機関での診断書を司法・警察に見せて法的責任を問う行動に出ましょう。

また、精神的負担となる暴言を吐かれたのなら音声を録音したり、返済されない金銭については返却を迫る手続きを弁護士に相談するといった手段を講じて解決を図りましょう。

デートDV で泣き寝入りすることなく、毅然とした態度で立ち向かっていく努力が求められます。

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