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DVの加害者・被害者の特徴と5つの被害とは?DVの正しい対策法

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DVの加害者・被害者の特徴と5つの被害とは?DVの正しい対策法

DVは、ドメスティック・バイオレンス(Domestic Violence)の略称であることは広く知られていますよね。

ドラマを通じてDVのおおまか内容を理解したり、有名人のDV被害のインタビューを雑誌などで目にし、ぞっとした経験をした人も多いのではないでしょうか?

DVは、警察により摘発される数も毎年ハイペースで増加傾向にあります。

そのため、DVを身近に潜む問題として考えておくことはとても大きな意味があるといえます。

異性と出会いはじめの段階でも、親密になり恋人として付き合うようになてからも、さらには結婚をして夫婦となった際にも、DVに巻き込まれる可能性があることを知っているのと知らないのとでは大きな差が生じるはず。

今回は、DVの加害者・被害者の特徴と5つの被害、DVの正しい対策法についてご紹介していきます。

 

DV被害は近年急増しており他人事ではない

DVの加害者・被害者の特徴と5つの被害とは?DVの正しい対策法

男性が加害者となり、女性に対して理不尽かつ凄惨な攻撃を加えるDVは、決してフィクションや遠い世界の他人事ではありません。

2014年度、警察によると日本国内のDV認知件数はなんと「59,072件」に及び、被害は毎年右肩上がり。

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ちなみに、2013年度のDV認知件数は「49,533件」、急増していることが読み取れますね。

DV被害は私たちが意識しておくほど急増しており、身近に潜む社会問題なのは間違いありません。

ここ最近は閉塞感のある社会が影響し、警視庁に寄せられる相談件数も急増しており、2015年1月~6月の相談は過去最多を記録したと報じられています。

対処を間違えると「死亡」事件となるケースも珍しくなく、3日の1人のペースで夫が妻を死に至らしめる現実も…。

 

DVの5つの被害にはなにがある?

DVの加害者・被害者の特徴と5つの被害とは?DVの正しい対策法

①暴力

DVの正式名称は「ドメスティック・バイオレンス」ですが、その文字のとおり、「暴力」を伴う被害はDV被害で最も警戒しておくべき問題です。

酷い状況になると、顔面や腹部などのアザや骨折を繰り返すほどの、凄惨な傷害事件になるケースも珍しくないといいます。

相手から別れられたとしても、精神的なダメージによる後遺症(PTSDなど)も大きな問題としてのしかかるリスクもあるのです。

②異常な束縛

DV加害者は、事あるごとに相手を束縛し、ターゲットに定めた相手の主体的な言動を嫌い自由を許しません。

メールやSNSでの返事(リプライ)については「◯分以内に返信しろ」と命令し、何かしらの用事で返事が送れた場合は、連絡内容の重要でないにも関わらず、容赦無い罵声を浴びせてきたりいします。

「今誰といる?」と電話で執拗に問いただしたり、あなたの行動についても一通り根掘り葉掘り探ろうと迫ってくることもしばしば…。

知人、友人についての付き合い方に関しても、「〇〇とは話をするな」「△△と会うのはダメだ」などと干渉してあなたを困らせるでしょう。

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③執拗な暴言

  • 「本当にお前は使えないクズで、一緒にいるのが恥ずかしくなる」
  • 「恋人(もしくは妻)として失格だし、子どもが可愛そう」
  • 「お前みたいな奴は死ねばいいのに」
  • 「仕事がうまくいかないのはお前の責任だ」

日常的に上記のような暴言を受け続けることで、知らず知らずのうちに自尊心を失い、精神疾患となりさらに苦しめられるということもあるようです。

④性的虐待

恋人、あるいは配偶者間での性交渉の際、きちんと相手があなたのことを考えない形の「性的虐待」もDVの被害として考慮しておくべき問題です。

  • 妊娠を望んでいないにもかかわらず、何度言っても避妊の配慮をしてくれない
  • 体調がすぐれないとき、性交渉を拒否したいにも関わらず、強引に体を求める

このようなトラブルは、DV被害の中でもとりわけ重大な問題として認識しておく必要があります。

近年は、スマホや携帯電話で性行為中の撮影を求め、互いの良好な関係が冷めた後に、画像を周囲にバラ撒かれる「リベンジポルノ」といった被害も増えているようです。

⑤経済的DV

浪費癖の恋人や夫によるDVでは、親密であることを悪用した、相手から金銭を過剰に要求される被害が想定されます。

  • パチンコ、スロット、競馬、競艇、競輪、宝くじ などのギャンブル
  • ブランド物、趣味に関する浪費

特にあなたのパートナーがギャンブル好き、あるいは見栄っ張りでブランド物好きな場合は、その被害に悩まされる危険性が高くなるので注意が必要です。

独身女性の場合、DV被害を受け金銭的に困窮したせいで、風俗関係の仕事を余儀なくされ、人生を棒に振るケースも珍しくありません。

また、既婚者による金銭的なDVでは、家計を無視した金遣いの荒さに、毎日迷惑させられる被害が考えられます。

知らない間にあなた名義の口座を空っぽにされるばかりでなく、金利が付く借金の返済に悩まされるおそれも…。

 

DV加害者の特徴をチェックしよう

DVの加害者・被害者の特徴と5つの被害とは?DVの正しい対策法

DV加害者となる相手には同じような特徴があります。

  • 周囲からの評価を気にする自意識過剰な性格
  • 自己愛が強く、身近な人に冷たい
  • 気分によってパートナーの扱いが大きく変わる
  • 強いものには物腰が柔らかく、弱い相手には横柄な態度を見せる
  • 他者との共感を拒み、他人の幸せを素直に喜べない
  • 言い訳、責任転嫁がうまいずる賢い
  • 金銭にルーズで、支払いをパートナーに肩代わりさせようとする
  • 家庭環境や、育った環境に著しい問題がある
  • 怒るとモノを投げつけ破損させたり、壁を殴り穴を空けたり、八つ当たり
  • そこそこモテて、浮気を繰り返す
  • 自慢話が大好きで、自分を大きく見せたがる

…と、上記のような特徴は、DV加害者に多いため、「もしかして…」と被害を受けてから後悔しないように、出会いの段階や親密になる前に、察知できるように意識してみましょう。

その一方で、DV加害者というのは、年齢、学歴、社会的地位といった部分では判断が出来ないのも事実であるため、絶対に安心できるパートナーかどうかは、人生経験が少ない若い人ほどその判断は難しいかもしれません。

事前に警戒しておくことで、不要なトラブルをある程度回避することが可能なはずです。

 

DV被害に巻き込まれやすい人の傾向とは?

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  • 些細なことでビクビクしてしまう気の弱い性格
  • 自分の意志を相手に伝えたり、会話そのものが苦手
  • トラブルに遭遇したり、相手から責められると、すぐ「自分に問題がある」と思う
  • 怒ったことがなく、嫌がらせをされても苦笑いで済まそうとする
  • 「いつか優しかった頃のパートナーに戻ってくれる」と根拠のない希望を持つ
  • 「自分が耐えれば、すべて問題ない」と責任を背負い込む
  • 「パートナーが居ないと自分は生きていけない」と思っている

…と、DV、いじめ、嫌がらせ、それぞれ意味は異なるように見えても、同じような特徴の人がターゲットになる傾向にあります。

また、過去にDV加害者と付き合ったり結婚していた人ほど、以前のパートナーと似たような特徴を持つ相手に惹かれ、再度DV被害者となるケースは多々あります。

相手に好意を持ち始めた頃、ついつい警戒を忘れてしまうほど、気分が浮かれがちになってしまいがちですが、DVトラブルを避ける意識は、必ず忘れないようにしましょう。

 

DVの被害にあったら相談窓口や最終的に警察に相談する

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DVは放置していても、相手が改心しない限りは穏便な解決は期待しない方が良いでしょう。

ヘタをすると、身体的に大きなキズを負ったり、精神的なトラウマで数年間苦しめられるリスクを負ってしまうかもしれません。

DV解決のためには、友人、家族の第三者に相談をして解決を図ったり、相手との関係をきちんと精算するべく、あなた自身の気持ちの整理も求められます。

身近に頼る人がいないのなら、

  • 全国女性シェルターネット(NPO法人)
  • DV相談ナビ 全国共通・電話番号(0570-0-55210)
  • DV相談支援センター
  • 配偶者暴力(DV)被害者ネット支援室

といった場所で、今後の生活をどうしたらいいのかアドバイスを受けられます。

アザが出来るレベルの、身体的な暴力が常態化しているのなら、迷わず「警察」を介入させる勇気も必要です。

 

離婚を前提にする場合は法律の専門家に相談する

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既婚者で離婚を前提にした行動を考える場合や、付き合っている段階で金銭的トラブルに巻き込まれた証拠がある場合、インターネット上での「弁護士ドットコム」を活用してみるのも良いでしょう。

また、直接法律相談を受ける場合は、最寄りの「法律相談事務所」を頼ってみてください。

弁護士費用を抑えたいのなら、DV問題に強い「法テラス」を事前にチェックして問い合わせてみましょう。

ちなみに、円滑にDV対策を進める上ではいずれの場合も、「あなたがDV被害を受けた証拠」を揃えておく必要があります。

暴力の被害については、負傷した箇所を撮影しつつ医療機関での診断書を保存しておくほか、暴言を吐かれた際にはICレコーダーで会話内容を録音しておきます。

また、DVを立証してくれるための証人として、周囲の人に協力を打診しておくことで。より状況は有利になるはずです。

問題を長期化させないために、今日から無理のない範囲で、できることから始めてみてください。


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