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嘔吐や下痢の症状には要注意!「ウィルス性下痢症」の原因と治療法

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嘔吐や下痢の症状には要注意!「ウィルス性下痢症」の原因と治療法

風邪を引いたわけでもないのに、突然の嘔吐や下痢が起こったら、あなたならどうしますか?

ゆっくり安静にしておけば直ると思って、軽く考えてしまうことが多いかもしれません。

しかし、嘔吐下痢の症状が重なった時は、「ウィルス性下痢症」と呼ばれる感染性ウィルスのせいで起こっている下痢かもしれません。

今回は、ウィルス性下痢症の原因と治療法についてご紹介していきます。

 

嘔吐や下痢の症状を引き起こす「ウィルス性下痢症」とは?

嘔吐や下痢の症状には要注意!「ウィルス性下痢症」の原因と治療法

ウィルス性下痢症は、以下のような感染性ウィルスによって引き起こされる病気です。

これから挙げる感染性ウィルスを、発症率の高い順に紹介しましょう。

  1. ロタウィルス(急性・腹痛無し)
  2. ノロウィルス(急性・腹痛有り)
  3. サポウィルス
  4. アストロウィルス
  5. 腸管アデノウィルス
  6. パレコウィルス

上記が感染性を持った、いわゆる「食中毒」などの原因にもなる、嘔吐や下痢などの症状を持った消化器官へダメージを与えるウィルスです。

その他にも感染力が低いですが、症状が重くなりやすい危険なウィルスとして以下があります。

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こちらも発症リスクの高い順に挙げてみましょう。

  1. A型肝炎ウィルス
  2. サイトメガロウィルス
  3. アイチウィルス

上記は腸管感染症と呼ばれる下痢と嘔吐の症状が、劣悪となる原因菌として、食品衛生や病院などで特に注意される感染性のウィルスとされます。

いずれのウィルスも口腔感染性が一番高いので、食事をする(口腔摂取)や、口呼吸をする(空気感染)ことで感染するので、特に感染性ウィルスの活動や拡散が、活発になる冬場の手洗いうがいは最重要でしょう。

 

「ウィルス性下痢症」で特に気をつけたい2つのウィルスとは?

嘔吐や下痢の症状には要注意!「ウィルス性下痢症」の原因と治療法

感染性のウィルスで下痢と嘔吐の症状により体力を奪われ、他の疾患を併発する危険が高くメジャーなウィルスを紹介します。

①ロタウィルス

(冬場後期の2月以降に流行。大人は軽度で済むが、子供への感染力が強い)

②ノロウィルス

(体力のある大人でも重度になりやすい上に、あらゆる感染力が強く冬の前期に大流行する)

上記の2つのウィルス感染による被害が最も多く、ノロウィルスは11月~1月末、ロタウィルスは1月の終わり~3月に最も流行します。

ロタウィルスは大人への影響が弱い代わりに、感染力が強い為、親から子供に移ってしまい学校でクラス全体に広がるケースが多く、大人も子供と接する機会がある人は注意が必要です。

ノロウィルスは特に二枚貝などが感染源として口腔摂取で人に感染して、そこから接触感染や空気感染で拡散を続けて大流行してしまいます。

ノロウィルスは熱に強いので、高温処理したカキ鍋やカキフライからも感染しますので、自分が発生源にならない為に食事に気をつけた上で、他人から感染してしまわないように、電車やバスなどではマスクが必須と言えるでしょう。

 

潜伏期間や症状が軽い人でも気を抜いてはいけない

嘔吐や下痢の症状には要注意!「ウィルス性下痢症」の原因と治療法

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ウィルス性下痢症の症状は突発的な嘔吐から始まり、続いて慢性的な下痢が続くのが特徴と言えます。

ただし、インフルエンザと違って、毎年のウィルスは同じウィルスが原因なので、数年間のうちに同じウィルスでの発病経験者は、抗体が出来ているので症状が軽く、嘔吐まではいたらずに「気持ちが悪いな」という程度の人もいるのです。

ですが、発症した以上は症状の重い軽いに関係なく、発症者はキャリア(菌保有者)なので、周囲への感染源になりますので、症状があらわれたら無闇に他の人への接触は止めて下さい。

ウィルス性下痢症の大半は症状自体は数日~1週間でおさまり、10日もすればキャリア(菌保有者)ではなくなるので安静にしましょうね。

 

ウィルス性下痢症になった時の治療薬には何がある?

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ウィルス性下痢症の症状は嘔吐と下痢ですが、症状への対処は「嘔吐のみ」を緩和するようにします。

嘔吐の症状を軽減し緩和するのは「鎮吐薬(ちんとやく)」を基本的には使用し、口腔摂取が可能であれば市販薬のカプセルを飲んで気分を落ち着けるのが一般的です。

市販薬には下痢を止める「止痢薬(しりやく)」と「下痢止め」がありますが、医者の指示が無く使う必然性が無い限りは使用しないで下さい。

ウィルス性下痢症の症状の回復が早い理由は、感染したウィルスを自身の免疫で除去するよりも、症状の1つの下痢による便によって、ウィルスを体外へ排出している方が回復に繋がるからです。

つまり、何度もトイレで軟便をするのは、感染してしまった悪いウィルスの排除と同じなので、薬で止めてしまうと無意味に症状が長引いてしまったり、ケースによっては悪化してしまいます。

どうしても消化器官に対して、治療薬を使いたい場合の市販薬を紹介しておきましょう。

①ラックB

(胃腸が荒れた状態を回復させる、整腸効果のある生菌製剤です)

②ビオフェルミン

(腸内の善玉菌の活性化を促進して、整腸する生菌製剤です)

最初にあげた①の「ラックB」は消化器官の調子が悪かったり、何らかの症状があらわれた時に服用する薬です。

一方で②にあげたビオフェルミンは常服薬の1つで、健康な状態でも飲み続けることで胃腸の健康を維持し、不調の際には、早期回復のために役立つので使い勝手が良くオススメですよ。

 

ウィルス性下痢症の4つの初期症状と病院の受診について

嘔吐や下痢の症状には要注意!「ウィルス性下痢症」の原因と治療法

最後にウィルス性下痢症という「感染力の強いキャリア」になってしまった時、自分の身体と周囲の人のためにどう動くべきか簡単に解説しましょう。

まず、初期症状に該当したら、早めに感染対策のある総合病院を受診する事が大切です。

初期症状の一部を紹介しますので、簡単なものだけでも頭の隅に記憶して下さいね。

①急に気持ち悪くなって我慢できずに吐いた

(吐いた後も気持ち悪かったらほぼ確定です)

②下痢の頻度が3回を超えた

(過剰に水分補給などの心当たりが無ければ、胃腸に異常があります)

③気力がわかずダルさと眠気がある

(徐々に気持ち悪くなってきたら、症状が発症する前兆の可能性が高いです)

④尿の出が悪くなって頻度が増えた

(年配の場合は頻尿かもしれませんが、これも初期症状の1つです)

上記のような症状に該当した場合は、一刻も早く総合病院などに受診しましょう。

 

ウイルス性下痢症の症状を見極めて早目に病院へ

嘔吐や下痢の症状には要注意!「ウィルス性下痢症」の原因と治療法

感染したウィルスの種類によっては、症状自体は1週間以内に治るものでも、一切の食事と水分補給が不可能で点滴と入院が必須のケースもあるのです。

また、発症や前兆がある時点でキャリア(感染菌保有者)なので、通院報告や状況報告のための「登校」「出社」は避けて電話にしなければ、集団感染の原因になるので気をつけてください。

特に18歳未満ですと、大半の感染性ウィルスの下痢症の治療に点滴が必要なので、手遅れになら無い為にも早めの受診は重要だと言えるでしょう。


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