いじめ問題

いじめは世界共通の重要課題!中国のいじめ問題と日本との違いとは?

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いじめは世界共通の重要課題!中国のいじめ問題と日本との違いとは?

日本国内では「いじめ」に関する話をニュースで頻繁に目にしますよね。

一方、隣国・中国でもいじめは社会問題になっていて、特に若年層のいじめで警察が介入するケースが後を絶たないといいます。

今回は、中国のいじめ問題と日本との違いについてをご紹介していきます。

 

中国で2015年話題になったいじめ事件

いじめは世界共通の重要課題!中国のいじめ問題と日本との違いとは?

中国のいじめに関するニュースで、最近日本で話題になったのは、2015年8月の事件です。

CCTV(China Central Television・中国中央テレビ) 番組が伝えたのは、江西省永新中学校で起こったいじめ事件の様子。

たった一人の被害者を9人(実際に被害者と面識があったのは1人だけで残りは他人)で取り囲み、執拗な暴力を加えるといった内容でした。

さらに、その暴行の模様を動画撮影し、インターネット上にアップロードし、不特定多数の第三者へ晒したことで日本の一部メディアでも大きく扱われています。

被害者となった女性と加害者は同じ学校の生徒同士。

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加害者が授業中にうるさく迷惑だったので注意したところ恨みを買い、集団暴行の被害に発展しました。

暴行を受けた被害者はいじめの件により不登校になってしまったのですが、警察の介入となり事件は収束したといいます。

 

中国でインターネット上に晒す集団いじめの動画が恐ろしい

いじめは世界共通の重要課題!中国のいじめ問題と日本との違いとは?

中国全体でいじめと併せて問題視されているのが「暴行動画」の存在です。

江西省で事件化した上記のトラブルのように、集団で暴行した際に録画したデータをインターネットの動画共有サイトを利用し「晒す行為」が続出しているのです。

暴行を受けた上、第三者の晒し者にされるといういじめのため、被害者の心理的なダメージは計り知れないほど大きいはず。

CCTVが製作している報道番組「今日説法」では、暴行動画を晒す事例だけでも2015年1月~5月までの期間で40本を超えており、実態の総数を考えると、それ以上である可能性は高いのは間違いありません。

 

中国のいじめは「女性が暴行を行う」という点で日本と異なる

いじめは世界共通の重要課題!中国のいじめ問題と日本との違いとは?

中国と日本とのいじめでもっとも違う点として、「女性が暴行を行う」事例が多いことが挙げられます。

日本人女性のいじめは、グループ内での仲間はずれ、無視、嫌がらせ、が大半を占めるのですが、中国人女性の場合は「暴力」による攻撃を行うケースが目立つといいます。

また、同じ学年同士でのいじめが目立つ日本人とは異なり、中国では自分よりも低学年、または同じ学校以外の人物を、いじめのターゲットにするといったケースも多い傾向にあるのだとか。

日本でのいじめ事件では、被害者が酷いいじめに耐えかねて、自殺をしたあとで事件として周囲が動き出し、ようやく司法・警察が対応するケースが多いのですが、中国では加害者が直接いじめ被害者を死に至らしめるケースが社会問題化しているそうです。

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暴行以外だけでなく、命の危険に直結する「劇薬」を無理矢理に飲ませるケースもあるのだとか…。

 

中国でいじめが社会問題化している原因とは?

いじめは世界共通の重要課題!中国のいじめ問題と日本との違いとは?

中国では爆発的に増え続ける人口抑制対策として、長年にわたり「一人っ子政策」のルールを国民が実践してきた背景があります。

兄弟間でのコミュニケーションによる人格形成が難しいため、人同士の距離感を保ちにくくいじめが行き過ぎるほどの暴力的として顕在化しているのかもしれません。

日本では、一昔前は5人以上の兄弟が当たり前の家庭環境だったものの、現在のように少子化となり、家族間でのコミュニケーションの中で人付き合いを学習する機会が減り、それがいじめの深刻化の理由のひとつと考えられています。

同様のことが中国でのいじめとして根底にあるのなら、社会構造の変化による必然的な流れの中で起こっているのでしょう。

日本ではここ10年ほど「格差社会」が社会荒廃の要因として度々問題視されていますが、中国の格差は日本を想像できないレベルの水準で存在します。

短期間で急激に経済成長を遂げた中国ですが、その変化の中で社会の歪みが、子ども周辺にも影響を与えている可能性が考えられます。

 

中国での「いじめ問題」は思っている以上に深刻である

いじめは世界共通の重要課題!中国のいじめ問題と日本との違いとは?

上記のテレビ局、CCTVによる「今日説法」が、中国内の学生を対象に実施したいじめのアンケートでは、実際に校内暴力の被害を経験した割合は「10パーセント」という結果になりました。

10人に1人がいじめに遭遇しているというのだから、日本以上に中国のいじめは深刻な問題といえるかもしれません。


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